【内向型HSP漫画004】知らない人のアポ無し訪問に律義に出る奴

HSP

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こんにちは!

内向型HSPのカキノキです。

私は近年まで、知らない人からのアポ無し訪問には玄関を開けて対応をしていました。

そのアポ無し訪問の対応時には、嫌な気持ちになることも何度かありましたが…

その頃は『チャイムに出ない』という選択をすることが出来なかったんですよね。

それから暫くして、『アポ無し訪問には律儀に対応しなくても良い』ということを知り、今では対応することをしなくなりました。

あの頃の私はなぜ、律儀に対応してしまっていたのか…

紐解いてみると、HSP気質がかなり関係していたのだと感じました。

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何故、アポ無し訪問の相手をしてしまうのか

主に、保身のためでした。自分の気持の平静を保つため。

アポ無し訪問の対応をしないことによる心配事が多かったんですよね。

その心配事は自分にとってとても重大なことなのだと、当時のカキノキは思い込んでいました。

アポ無し訪問に対応しないことで生じる心配
  • 相手から嫌な人だと思われるのではないか
  • わざわざ来てくれたのに、出ないと相手は困るのではないか
  • 居留守を使うなんて、自分は卑怯なのではないか
  • 出ないことで嫌がらせをしたらどうしよう

相手から嫌な人だと思われるのではないか

HSPさんによくある、『相手によく思われたい』精神が働いてしまっていました。

相手は初対面の知らない相手なのにね。笑

もう今後会うこともない相手だろうに…

そんな人に対しても、印象良く見られたくてにこやかに接してしまう。

わざわざ来てくれたのに、出ないと相手は困るのではないか

というかそもそも、

いきなり訪問して来られる側も困るよ…!

と今では思います。

でも当時は、『この人も飛び込み営業したくないのに、仕事だからと身を粉にして頑張っているのかもしれない…』『玄関を開けないときっと困るよね…』という気持ちになってしまっていました。

考えなくても良いのに、その人の生活や背景を考えてしまうんですよね。

それは全部妄想でしかないのに…

勝手にかわいそうな気持ちになって、自分が助けなきゃ!という謎の正義感に囚われていました。

居留守を使う=自分は卑怯なのかもしれない…

『アポ無し訪問が来たら、居留守をして出ない。』

今となっては当たり前のその行動ですが、当時は居留守を使う=逃げ=自分は卑怯なのではないか…という気持ちが強くありました。

止む無く居留守を使わなければならないときは(入浴中とか)罪悪感にさいなまれながら息を潜め、時が過ぎるのを待つのでした…

借金取りに追われているわけでもないのに、ビクビクしてしまう。

家にいるのに不在を装うことをとにかく悪いことだと思っていた私は、相手が誰でもきちんと面と向かって対応することが義理人情なのだと思っていたんですね。

知らない人に義理もなにもへったくれもないのにね。笑

出ないことで嫌がらせをしたらどうしよう

あとは、『嫌がらせをされるのではないか』という不安があったのも理由のひとつ。

居留守を使っているときに『相手が帰り際に暴言を吐いてきたら…扉を蹴ってきたら…逆恨みをされたら…どうしよう!!!』という妄想がすごかった。

それを避けるためには、対面して丁寧にお断りするしかない!と思っていたんですよね。

そうすれば『流石に嫌がらせはしてこないだろう、相手も分かってくれるだろう』と思っていたのでした。

でも、現実はそうとは限らないみたいですね…

私は遭遇したことがありませんが、中には丁寧に対応しても逆上したり、帰ろうとしない悪質な訪問者もいるようなのでご用心。

振り返ると、自分は格好の的だったなと思います。

玄関を開ける=付け入るチャンスを与えているというわけですから…

それに加えて、訪問者に対して申し訳無さを感じている弱々人間ですしね。

知らない人のアポ無し訪問に安易に出るのはやめよう

私が言うのもなんですが……

とにかく、 危 険 で す 。

突然アポ無しでやって来る人の中に、自分にとって得になる人はほとんどいないと思います。

  • セールス
  • 宗教
  • N◯K

アポ無しで来る人ってこんな感じかな。

ネットで色々調べてみると、アポ無し訪問の対応をして怖い思いをしたという方が沢山いました。

セールスに居座られて契約するまで帰ってくれない。逆ギレして怒鳴る。

そして性犯罪や強盗目的。

女性男性限らず襲われる可能性があります。

犯罪に巻き込まれるかもしれませんので、安易に玄関を空けないようにしましょう。

こうして見ると、出ないことによるリスクよりも出ることによるリスクの方が遥かに高いですよね。

最悪、命の危険がありますもん…

しかし、当時は出ないことによるリスクを重視してしまっていました。

自分の気持ちの平穏を保つために。

結局、それは自分を納得させる自己満足でしかありませんでした。

(対応しても嫌な思いすることもあったしね…実際に得られた自己満足度は微々たるものでした)

そんな事をするよりも、物理的に自分の身を守る方法を取るべきだったと反省。

漫画の3コマ目にも書きましたが、一人暮らしをしているときに、アポ無し訪問で訪れた貴金属買取の業者の人に「危ないから知らない人のチャイムに出ちゃダメだよ!」と注意されたこともありました。

当時は(そもそも訪問して来ないでよ!)なんて思ってましたが、今思うとちゃんと注意してくれたのはありがたかったですね。

世の中良い人ばかりじゃないですもんね…

自分の身は自分で守ろう。

今では居留守の達人

ということで、そんな私でしたが…

ネットで色々と調べていく内に『アポ無し訪問には出なくても良い』ことに自信を持てたので、

今では居留守を使いまくっています!

ただし、アポ無し訪問の中には留守を狙った空き巣によるものかもしれないので、それが不安な場合はモニター越しに対応して切るのが良さそうだと思いました。

今の家にはモニター付きインタフォンがあるのですが、実際かなり役立っています。

モニターがない時代は玄関にそーーっと近づいて、ドアスコープを覗いて相手は誰なのかを探っていたので。笑

でも、中から覗いてると外にいる相手側から影によってバレるらしいですね。怖!

なので、可能であればモニター付きの物件を選ぶのが吉だと思います。

善良な訪問者さんに伝えたい。

このご時世、アポ無し訪問には出ない方が多いです。

本当に伝えなければならない用事がある場合は、チャイムを鳴らした際に身分を名乗るか用件を伝えていただけないでしょうか…!

もしくは出なかった場合、用件を書いたメモをポストに入れていただけると本当に本当に嬉しいです。

引っ越し当初、知らない人が何回か訪問されたのですが、例のごとく居留守を使っていたんですね。

でも何度もいらっしゃるので、対応したところ…

町内会の方でした。

も、も、申し訳ね~~~~~~~~~~

何度もご足労をおかけしてしまって申し訳なかったな……

でも、警戒する気持ちもご理解いただけるとありがたい…(最初宗教の人かと思ってた←失礼)

こんなことがあったので、私はご近所さんに用がある時は、チャイムを鳴らして『どこどこの〇〇です~』と名乗るようにしています。

運送会社の方に多いのですが、チャイム後に『〇〇でーす』と名乗ってくれる人もいて、とてもありがたいなと思っています。

※ただし身分を伝えてくれた人の中には、身分を偽る悪どい人もいるので注意ですが…

前のアパートに住み始めた頃に、『このアパートの管理会社のものですが~』と来たので、玄関を開けて対応をしたら…

N◯Kでした。

えーーーー?!?!?

管理会社の人じゃないじゃん!思いっきり身分詐称してるじゃん!

不信感爆発。

テレビも無いしワンセグ見れる携帯もない(事実)のでと断ってるのにしつこかったなあ。

こういう輩もいるので要注意ですね…

最後に

自分に言い聞かせるためにも改めて言います。

HSPさん、アポ無し訪問の対応をしないのは悪いことではありません。

見知らぬ人のアポ無し訪問には危険が潜んでいるかも知れません。

対応しても、嫌な思いをすることもあります。

なので、自信を持って居留守を使いましょう。

自分の身は自分で守る!!!!!

この漫画に共感できる部分があったら嬉しいです。

それでは、また次の漫画にて!

アデュー★

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